今お住まいになっている「我が家」が地震に強いのかどうか?気になりますよね?
その一つの目安となるのが、1981年に改正された建築基準法に適合しているかどうか?です。
例えば 阪神・淡路大震災や、東日本大震災でも、この新耐震基準で設計された建物とそれ以前の建物とでは、やはり被害に大きな差がありました。
ただし、新基準で建てられた家であっても、そもそも地盤の悪い土地であったり、建てられた後に受けた地震で金物が緩んでしまったり…と様々な事が原因で性能が十分発揮できない場合もありますので、気になる点がありましたら是非専門家にご相談される事をおすすめ致します。
我が家の耐震診断
それでは「我が家の耐震診断」やってみましょう!
方法は簡単です。以下の質問に〇か×で答えてみてください。分からない項目については×としてください。
では早速 スタートです!
- 今のお家を建てたのは1981年6月以降である。
- 建物基礎は鉄筋コンクリートでベタ基礎・杭基礎・布基礎である。
- 建物の形が正方形や長方形に近い形である。(L字型やその他特殊な形ではない)
- 新築して以後に増改築はしていない。
- 新築してから大きな災害にあっていない。
- 2階の外壁の真下に1階の壁(内壁・外壁)がある。もしくは平屋建てである
- 屋根が瓦葺きではなく、スレートや金属など軽い材質で出来ている。
- 一辺が4メートル以上の大きな吹き抜けは無い
- 現在建物に修繕が必要な個所は無い。もしくはその都度手を入れて補修している。
- 1階の外壁、東西南北どの面にも、幅90センチ以上の壁がある。
さあ、結果はどうでしたか?
なんとなくお気づきの方も多かったかもしれませんね
では、〇の数を数えてみてください!
判定結果
〇 の数が10個:まずは一安心です。
〇 の数が9~8個:専門家に一度見てもらう事をおすすめします。
〇 の数が7個以下:早めに専門家に見てもらいましょう。
いかがでしたでしょうか?
災害対策に絶対はありません。現在ある小さな心配、不安をひとつずつ解決していく事は大切な事です。
是非、今一度お家を見渡してみてください。