「家」を建てたい、建替えたい
まずは何から始めたらいいのかしら？
そう思われる方が多い事と思います。
家を建てると言えば、まずはテレビCMでもお馴染みの「ハウスメーカー」が思い浮かぶと思いますが、その他にも「工務店・建設会社」や「設計事務所」といったところも選択肢に入れたいところです。
そこで、
それぞれの特徴、メリット、デメリットなどをご紹介致します。
ハウスメーカーのメリット・デメリット
◇建てたい家のイメージがつかみやすい
ハウスメーカーと言えば、その名の通り「家を建てる専門会社」です。
そして、家を建てる為の設計・施工・監理を一手に行う会社になります。
家づくりを車を購入する場合に例えると分かりやすいかもしれません。
車を購入するには、お好きな車の販売店に行かれると思います。そしてカタログを見て、各車のスペック、デザインなど、お好みの車両を決めて購入するといった流れは、ハウスメーカーのそれと似ているといえます。
◇企画化された製品による利点・欠点
家づくりも、欲しい家のタイプ（工法・構造）によって会社選びをして、各ショールームや住宅展示場などに行き、カタログなどを見ながら具体的に間取りや仕様を決められます。
ハウスメーカーは、膨大な施工例に基づくノウハウに基づき、ごく一般的ニーズに対応した住まいを提案してくれますが、その反面、制限が多い場合があります。
部材などを工場で大量生産し、マニュアル化された工程の中で作り上げられていきますので、出来上がる製品はおよそ均一化された、企画化住宅といえるでしょう。
◇工法・構造による制限
また、ハウスメーカーには各社特徴があり、家づくりの基本である「工法」によって扱える工法・構造に限りがあるのでご注意ください。
各工法には、木造軸組み工法・木質パネル工法・２×４（ツーバイフォー）工法・鉄骨ユニット工法・コンクリートパネル工法など、各社独自で開発した工法などもあるのも特徴です。
例えば、鉄骨ユニット工法を得意とする会社に、自然素材を生かした木造住宅を依頼しても出来ない場合があるといった事になります。しかしながら鉄骨ユニット工法などは、場合によっては２～３カ月の工期で完成するといったメリットもあります。
◇まとめ
ハウスメーカーに向いている方は、以下の様な方という所をあげてみました。
・工期に制限があり、とにかく早く建てたい！
・より具体的にイメージ出来るカタログや展示場を見ながら建てたい！
・建てるなら大手重視 ブランドにこだわりたい！
・細かい事は苦手、資金計画と各種手続きとかめんどくさい！