前回、窓が家の快適性に大きく影響する事をお伝えいたしました。
各大手サッシメーカーも、窓の性能を上げる為にしのぎを削っており、ここ数年の商品の性能アップには目覚ましいものがあります。
また、各社ショールームに体験スペースを設置されているので、ご興味のある方は是非一度足を運んで、実際に体感してみられる事をおすすめ致します。
(体感されるとその違いにびっくりされる方が多いです。)
ひとことで「窓」と言っても様々な種類がありますし、それぞれに特徴もあります。
意外と知らない事もあったりしますのでご紹介したいと思います。
引き違い窓
いわゆる、2枚のサッシが横にスライドして開く一番ポピュラーなタイプです。
主にテラスなどの外部に出入りする「掃き出し窓」や「腰高窓」など多くの窓に使われているタイプです。
メリットとしては、子供からお年寄りまで全ての方に開け閉めがしやすい事と、開口が大きくとれるので出入りがしやすいです。
反面、防犯という意味では出入りがしやすいという事でデメリットとなります。
設置する場所によっては、そとからの視線も感じやすいので、プライバシー上注意が必要です。
通風的には、正面から吹く風以外は取り込みにくい事があります。
ですので、横風を受けやすい面に設置してもなかなか風が通らないという事になります。
また、断熱の観点から言うと他のタイプの中で一番劣ります。(機密がとりにくいです)
次回は「滑り出し窓」についてご紹介してみます。