「設計事務所（建築家）のメリット・デメリット」
◇ライフスタイルの提案をしてくれます。
設計事務所は、個性を生かした家づくりが出来る、設計の専門家です。いわゆる建築家と言われる人達は、設計事務所に所属している事が多いです。
また建築家にはそれぞれ資格があり、一級建築士、二級建築士、木造建築士がありますので、それぞれ保有する資格を確認しておく事も必要です。
建築家は、建て主の生活を通しての住まい方を実際の建物に落とし込み、デザインをする専門家ですが、ときにデザイン性を重視するあまり、建て主の実情とは違った設計をす る場合がありますのでご注意ください。
多くの建築家は、建て主さんの要望を超えた意外性を重視し過ぎて、住みやすさ、使いやすさに欠ける場合がある事を考慮しておく必要があります。
その反面、完成後のサプライズを楽しめるといった方には、建築家との家づくりは有意義なものになると言えるでしょう。
（劇的〇フォー〇フター といったテレビ番組が良い例ですね）
そういった観点からも、建築家との家づくりには、事前の細部に渡る打ち合わせが重要なポイントになってきます。
デザインはもとより、素材、色彩など、細部にわたる仕上げ材の選定まで、ひとつひとつを一緒に作り上げていくため、建て主がわにも多くの時間と労力が必要となります。
ですので、工期に余裕のない方にはあまり向いていないと言えるかもしれません。
余裕を持ったスケジューリングが必要となります。
なるべく具体的なイメージや要望をどれだけ伝えられるか・共有できるか、といったコミュニケーションの取れる、相性の良い建築家との出会いが、一番の鍵となってくるのかもしれません。
◇まとめ
設計事務所（建築家）に向いている方は、以下の様な方という所をあげてみました。
・とにかく個性的な、他にはない家を建てたい
・家づくりに時間をかけてじっくりと取り組みたい
・土地形状が特殊（変形地や狭小地など）で建築条件が厳しい
・デザインにこだわりたい