今回は快適な住まいづくりをするにはどうしたら良いのかについて考えてみましょう!
◇現在のお住まいの問題点
とにかくまずは現在のお住まいの問題点を徹底的に洗い出して書き出すことです。
リフォームにしても新築にしてもお建て替えにしても、当たり前ではありますが出発点はここになるでしょう。
コツとしては、ご家族お一人ずつが各自、朝起きてから夜寝るまでの一日の様子を思い出して、それぞれのシーンで感じる問題点や希望(こうしたい、こんなだったら嬉しいなど)を表にしたりして見える化することです。
平日の一日と週末の一日では、同じ一日でもまったく条件も変わってきますので、そこも分けて考えてみるとより分かりやすいと思います。
育ち盛りのお子様がいらっしゃるご家庭では、数年でお部屋の使い方に変化が起きる事も多いですし、2世代で同居をされるといった場合には、親子それぞれの世帯の関係性も大きな要因になって参ります。
お家を建ててから数年から十数年単位で起こりうる家族構成の変化まで考えて間取りや設備を考えたプランを作ってくれる会社は、言うまでもなく良い住宅メーカーと言えます。
そして、キーパーソンになるのはどなたなのか、も明確にしておかなくてはなりません。
多くの場合は、世帯主である方がキーマンとなってまとめて行く事になると思いますが、
たとえば親御さまに資金の援助をしてもらう場合、その親御さまのご意見が強く反映されるケースなどもありますし、親子2世代ローンなどを計画される場合、お子様の方のご意見を重視される場合もあったりします。
また、家づくり全体的にはご主人様のご意見を、台所や水回り、居室部分については奥様が決められるといった様に、部分的にキーパーソンが変わる事も良くあることです。
いずれにしても、最終的に意思決定をされる方をなるべく具体的に決めておくことも、これから家づくりをスムーズに進めて行くために必要な要素となると思います。
◇ちょっと一言
効果的な住まいづくりの情報収集って?
前回お伝えした通り、各住宅メーカーの出しているチラシや資料を集めて熟読してみる事と、各社のホームページを良く見てみる事は大切です。
さらに、インターネットの検索エンジンや各種ブログ、インスタグラムなどのSNSを利用して情報を集めるといった方法もどんどん活用して頂きたいです。
特に建築用語には、初めて聞く名前や部材名称などもたくさん出てきます。
外壁の素材ひとつとっても、サイディング、ガルバリウムなど色々ありますね。これってどういう意味?と思ったら、とにかく調べてみると意外と楽しいかもしれません。
とにかく最初はお金をかけずに情報をなるべくたくさん集めてみましょう!
◇まとめ
・家族ひとりづつ、平日と休日の一日の過ごし方を書き出して、現在のお住まいから改善したいことをできるだけ詳しく見える化してみましょう。
・各会社の資料やチラシ、ホームページの他に、各種ブログやSNSなども活用して、どんどん情報を集めてみましょう。