ご挨拶が遅くなり大変失礼致しました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年も家づくりについて、いろいろお話ししていきたいと思います。
寒い家は脳を老化させる!?
さて、前回は「暑い家・寒い家」のお話しをさせて頂きましたが、ちょうどこのタイミングで面白い記事が目に入りましたのでご紹介致します。
その記事は、女性向け週刊誌「女性自身 新年最新号」にありました。タイトルは
『室温が1℃下がると脳は2歳老化する』
というもので
慶応義塾大学 理工学部 伊香賀俊治教授 のお話しが掲載されていました。
要約すると、寒い家で暮らす高齢者は脳が老けやすく、高血圧や要介護状態にもなりやすい上に、以下の健康リスクが伴うとしています。
- 心不全や心筋梗塞の原因である高血圧になりやすい
- 家の中で動く時間が減り、認知症リスクが高まる
- 65歳以上の場合、要介護度が上がりやすくなる
- 暑いお風呂に入るようになり、浴室で熱中症を起こしやすくなる
- 過活動膀胱による夜間頻尿になりやすい
弊社では昨年から「全館空調システム」を取り入れご提案しております。
これは、建物の気密性を上げたうえで、家中の温度を一年中均一に保つ事で、住まう方の暮らしはもちろんの事、今回の記事にあるように「健康」に大きく寄与する事ができる家になっております。
大手のハウスメーカーさんもこぞって取り組んでいらっしゃいますので皆様も一度は耳にしたことがおありかと思います。
この「全館空調システム」ですが、各社コストも技術も違っていますので、ご興味がありましたら是非一度お問い合わせいただければと思います。
私にも高齢の母がおり、一緒に暮らしていますが、今回家を建て替えるきっかけとなったのもこの母の健康を考えての事でしたので、タイムリーにこの様な記事が取り上げられたことは偶然ではないと思います。
「冬暖かく、夏涼しい家」はこれからの時代の必須条件となってきそうですね。